30種以上の日本酒を造る、山崎合資会社さまを訪問
2018/06/10
今回は、愛知県の西幡豆にある日本酒蔵元、山崎合資会社に行ってきました♩
さっそく酒蔵見学をさせていただきたのですが、、、
まず驚いたのは、精米にかかる時間!!
精米されたお米
日本酒は、お米(酒米)をゆっくり削ることで、
雑味のない飲みやすいお酒が作られます。
多くの日本酒では、お米を磨くといっても、米粒の半分以上を残すものが多いのですが、
この山崎合資会社がつくる「奥」と呼ばれる日本酒(純米大吟醸) では、
玄米からみて「22% 」にまで磨くものもあるようです。
お酒に使うお米の種類
そしてまた、この「お米を磨く」作業は、予想以上に難しい…!
酒米は、磨けば磨くほど、中心に行けば行くほど、
割れやすくなってしまうため、低速で温度を上げないように、
ゆっくりゆっくり磨いていきます。
この「お米を磨く作業」だけで、
60%で約12時間
50%で約24時間
22%だと約1週間
の時間がかかるとお話しされました。
22%で削られた日本酒「 奥 」は、1〜2年熟成されることにより、
「お米そのものの旨味」が口の中いっぱいに膨らみます。
山崎合資会社では、精米技術の他にも、地元愛知のお米をつかうところ、
麹を手造りするところ、低温発酵・低温貯蔵するところ、など様々なこだわりがありました。
お米に麹をつける場所
山崎合資会社の皆さま、ご丁寧な説明をしてくださり、誠にありがとうございました!初めての酒蔵見学だったので、驚くことばかりでした。とても勉強になりました。