作り手さんの想い

「こだわりなんてないよ」そういう農家は、こだわりだらけ。

期待してなかったトウモロコシの反撃!

当時、まだ大学生だったこだわりん。最初に高木さんにあった時の印象は、最悪でした(笑)

こだわりん
「どうしてトウモロコシを育てるんですか?」
高木さん
「えっと、単価が高いから。カリフラワーも同じだよ。」
こだわりん
「どうして鶏糞を育てるときに使うんですか?」
高木さん
「鶏糞は、他の肥料を使うよりも安いから。」
こだわりん
「…..…..。」

当時、こだわりんの目には「お金の亡者」とうつりました。(笑)

もっと、「人の体に優しいものをー..」とか期待していたのに、そんな言葉が高木さんから一切ない。。

そんな野菜なんて、絶対そんなおいしくないだろう…そう思ってました。

そのままフェードアウトして、1年後のたまたまの再会。

「そいえば、畑にトウモロコシできたから持ってくわー。」そんな高木さんの一言から衝撃は始まります。

収穫祭イベントでの再開
1年後、収穫祭イベントにて再会

全然、期待していなかったトウモロコシが、涙が出るほど美味しいんです。なんていうか、食べたことのない「プシャっ」ていう水しぶきの飛びちる甘さに、驚いてしまい「おいしい…」しか言葉が出ない。

トウモロコシ

これは、正直、悔しかったんですよ。そこで、なんでそんなに美味しいのか、もう一回じっくり探ってみたんです。

そして、わかったことがあります。

高木さんは、農家としての1つ1つの努力を、「当たりまえのこと」だと捉えていました。たとえそれが、どんなに大変でも。

だから、初対面でちょっと話を聞いただけでは、こだわりがわからなかったんです。

ゆめのたねファーム高木さんの育てる野菜には、トウモロコシの他にも…

トウモロコシ

顔より大きな純白のカリフラワー、

純白カリフラワー

そして、学校給食でも使われているキャベツなどがあります。

キャベツ

こだわりを聞けば、お金のことばかりが出てくる高木さん。しかし、育てている野菜はクオリティーが高く、実際にいろんな人から評価を受けている…。

なので、今回は、高木さんが当たり前のように行っていることであっても、あえて、生活者であるこだわりんが、すごいと感じたことを書きたいと思います。

農作物と会話をするように、毎日畑を見に行く。

「植物って声は出せないけど、ちゃんと肌の色とかで今してほしいことを話してくれてるんだよ」

そう、ポロっと言った高木さんの一言。

そんな高木さんは、雨の日はもちろん、台風の直前まで畑を見に行くんです。

「台風の時は、本当に何もできないんだけど、作物が気になって気になって…、台風がひどくない時は畑に見に行っちゃいます。。」と高木さん。

台風が通りすぎたあとって、トウモロコシの茎は全て横倒れになってしまうのですが、その倒れたトウモロコシをなんとか1本ずつ引き起こしていくんです。

台風直後、トウモロコシの茎が倒れている様子
台風直後の様子:トウモロコシの茎が倒れている

「よく生き残っていてくれた。ありがとう。」と、トウモロコシの傷ついた姿に胸を痛めながらも、畑でつぶやきます。

台風の時でなくても、高木さんは、毎日、植物の表情を覗き込むように見ながら作業するんですよ。

「今日はどんなことをして欲しいのかな?」って作物の欲していることを感じて、その時々にあった作業をします。

その姿に、こだわりんは愛情を感じました。でも、責任感の強い高木さんは、「え、そんなの当たり前じゃん」って、、。(笑)

触って嗅いで口に含んで有機物を厳選する

たしかに鶏糞は安いけど、「鶏糞は、安いならなんでもいい」では、なかったんですよ。

土を手ですくう

高木さんが畑にまく鶏糞や牛糞は、必ずその処理施設まで視察に行き、どのように肥料になっているかを目利きしています。

「甘いだけなら、水を切れば(不足状態にすれば)甘くなる。けど、旨みや深みを作り上げるのは、水だけでなくて有機物が大切なんです。砂糖をなめても甘いけど、美味しいのとはまた別でしょ。」

鶏糞の処理施設
実際に訪れた鶏糞の処理施設

そして、鶏糞や牛糞の匂いを嗅ぎ、手で触ってみてチクチクせずに柔らかいか確かめ、さらには、口にまで含んでみて苦くないか確かめます。

実際、発酵がしっかりされているものはいい有機物なんですが、発酵がうまくいってないものは、口に含んだ時にひどいものがあったとか..。苦笑

鶏糞が入った土

そんな体を張ってまでして、いい有機物を見極めているんですね。植物も人間と同じ生き物。だから育てる以上は、農家である自分自身も5感で確かめたい、そんな想いが感じられました。

有機物たっぷりの土に苗植え

植える間隔を工夫して、太陽の光をたっぷり浴びさせる

太陽の光を浴びて育っていくお野菜。なるべくたっぷりと光合成が出来るように、工夫を凝らします。

もちろん、苗と苗の間隔を狭いほど、沢山の野菜が植えられるから、経済性だけを考えたら、植える間隔は狭くしくなるのが普通。

しかし、あえて植える間隔を広めにとることで、葉っぱがしっかりと横に広がるようにしているんだとか。

まんべんなく葉っぱに光があたり、なおかつ、葉の重なりが最小限になるように、植物の間隔を工夫することで、たくさん光合成ができます。

てっきり、「高木さんは、身長が高くて(実際188cm)、腕も長いから、こまごました間隔で作業するのがイヤなのかな?」とか、こだわりんは思ってしまいました(^^;

しかし、広い間隔1つとっても意味があったんですね。

厳選された種を、自分と同じ部屋で発芽させる

発芽させるトレーに、種をまいていきます。種をまくときの「種の向き」にもこだわりがあるんです。

こだわりんが、種蒔きをお手伝いしに行った時、「植物が発芽させやすい方向に揃えて撒いてね。」と教えられました。

そして、さらに高木さんの優しさが溢れます。

発芽させるときに、自分と同じ部屋に持って行って、芽が出るまで優しく丁寧に育てるのです。

冷え込む時には上からビニールをかぶせたり、日のあたり加減を調整したり。

毎日、まるで生まれたての赤ちゃんの世話をするかのように、丁寧に発芽を見届けるのです。

そのため、発芽率は、なんと90%以上!!普通の農家は60-70%なので、かなり高いのです。

発芽の様子

ツンデレな高木さんのもとで育ったお野菜たち

とまあ、こだわりんが客観的に「高木さんのここがすごい!」って言うのを、書かせていただきましたが、基本的に高木さんはツンデレ農家さんなんです。

なので、「ちくしょーッ!今日も雨降らないのかよー。ちょっと畑見てくるわあ」とか言いながら、なんやかんやいつも畑に行って植物と会話(世話)してきます。

ちょっとお口は悪いところがありますが、口と行動があんまり一致してないのも、ツンデレな高木さんの素敵なところ。

高木さんとこだわりん
(左)高木さんと(右)こだわりん

「自分の植えた野菜は、絶対ベストな状態で出荷してみせる」という責任感が、はんぱなく強いんです。

こだわりんは、そんな高木さんに農家としての魅力を感じ、また、尊敬をしています。

そんな高木さんの主品目は、トウモロコシ、カリフラワー、そしてキャベツ。

①まずは、トウモロコシ。冒頭でもお伝えした通り、これ、イチオシです。(笑)

トウモロコシ

特に秋に食べた高木さんのトウモロコシは、20度超えで味が濃いんです。こだわりんは、楽しい時、辛い時、このトウモロコシに何度癒され、涙が溢れたかわかりません。

トウモロコシを食べる子供

②続いて、カリフラワー。高木さんが一番最初に育てた野菜。

カリフラワー

冬の冷た〜い朝に、葉っぱの中から、真っ白なカリフラワーが顔を出す。その感激から、『かぐや姫』と、高木さんのカリフラワーは名付けられました。

びっくりするのは、こんだけ身がしまっていて、真っ白なのに、顔よりデカイこと!かぐや姫なのにデカい!(笑)

キャベツを持っている高木さん

普通、大きいとカリフラワーの蕾(つぼみ)が開いちゃってパサパサするんですけど、これは、蕾(つぼみ)もしっかりしているから上等品なんですよ。

特に、このカリフラワーは、茎の部分が甘くて美味しいですよ!!

③最後に、キャベツ。近年では、地元の学校給食でも使われているキャベツです。

キャベツ

育てやすかったから、無農薬でできちゃった!てへッ!! なんて簡単そうなこと言ってますが、、、(笑)

「キャベツってどれも味が変わらないって思ってたけど、こんなに違うなんて!!」と、今では小学校のママさんから人気殺到のキャベツになりつつあります。

キャベツを収穫する子供

愛知県豊田市で、農業を営む高木さん。2018年に「ゆめのたねファーム」として独立したばかりです。これから、ますます期待できそうです!

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