栄養満点!フルーツのように真っ赤に熟れたミニトマト
真っ赤に実った大きなミニトマト
今回、ご紹介するのは、こちら!!
こちら、「いのいち果」と呼ばれるミニトマトです。
通常のミニトマトといえば、直径2.5cmぐらいが平均的ですが、こちらは大きいものは4.5cmほどにもなるミニトマト。色鮮やかな赤は、まるで宝石のようです。
ヘタもきれいな星形になっています。
しかし、実はこちらは、通常の流通では「規格外品」になってしまいます。サイズが大きい、というのがその理由です。
しかし、味や栄養価は格別に良いので、どうにかこのミニトマトをお客さんに食べていただきたいと考え、「いのいち果」が誕生しました。
「いちばん果」という、一番栄養の行きわたったトマトだけを収穫
さっそく、「いのいち果」を栽培している「イノチオファーム豊橋」へ見学にきました。
え、これミニトマト!?ブドウのようにたわわに垂れ下がる果実たち。緑と赤のコントラストがとっても綺麗。
実のなっている房を見ると、上の方が赤く、下にいくほど緑色のグラデーションになっています。
上の方にある実から順に栄養がいき、だんだんと下の方へ行きわたっていくのだそうです。
「いのいち果」というのは、それぞれの房の中で一番上の方になる大きな実。「いのいちばん」に花がさき、「いのいちばん」に実がなり、「いのいちばん」に赤く熟す果実だから「いのいち果」と名付けられました。
根から吸い上げた栄養が「いのいち果」にはいちばん多く行きわたるため、とても大きく、おいしくて栄養豊富な実になります。
パートの女性が、手慣れた、凄まじい速さで収穫しています。これがまた、めちゃくちゃ速い!!
「これぐらいの色づきで収穫しましょう」など、その日の収穫の基準をシェアすることで、収穫する人による品質のばらつきが出ないようにしています。
こちらは、イノチオファーム豊橋の栽培管理責任者、青柳さん。
「笑って〜」っていうと、同僚のみなさんから「青柳スマイル!」と決め顔をしてくれます(笑)
「毎日毎日木姿をみて、どのように水やりをするかなど環境を整えています。愛情いっぱいで作っています!」とお話してくれました。
信頼できる「安全安心」を求めた品質チェック
収穫してパック詰めするだけ…ではないんです。収穫されたトマトは、一粒一粒念入りに検査されていきます。
まず、コンベアーで実を流しながら、人の目で傷や腐敗などがないか確かめます。
その後、さらに、機械で光にあて、目視では確認できなかった細かな傷やサイズなどをチェックしていきます。
上が検査の機械。すごい速さで動いているので、こだわりんのカメラ撮影では、そのスピードについていけませんでした^^;
知らなかったミニトマトのこと
今回イノチオファーム豊橋を訪問させていただき、ミニトマトへの考えが深まりました。
「ミニトマト」の大きさって誰が決めたんでしょう? 通常よく見かけるミニトマトは、ほぼ直径が同じ大きさ(2.5cmぐらい)なので、ミニトマトの実の大きさについて、そんなに深く考えたことがありませんでした。
どこに実がなるかによって大きさも変わってくる。そして、生育の環境が違えば味も変わってくる。
だから、作っている人のお話を聞き、農産物についての「物語」を伝えることで、みんなが食べ物をもっとおいしく味わえるようになったらなと、こだわりんは思います。
フルーツのように真っ赤で大きなミニトマト「いのいち果」、一度試してみてくださいね。
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今回紹介したミニトマト
いのいち果イノチオファーム豊橋
取材先情報
イノチオファーム豊橋 | |
〒441-0153 愛知県豊橋市新西浜町1 | |
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今回紹介したミニトマト
いのいち果
2,000円 (税込)/ 1.8kg