赤身と脂身のバランスが絶妙!霜降りのように口の中で解けるベーコンに出会いました。
ベーコンといえば、やっぱり脂身!脂身のうまさが、そのままベーコンの味になるといっても過言ではありませんね。
今回ご紹介するのは、こちらのベーコン。
じゅわ〜、っと滲み出る肉汁が本当においしいZiZi工房のベーコンです。スパイスやハーブの香りや味がしっかりと染み込んでいるので、何もつけずにいただいても、とってもおいしい逸品です。
ところで、ベーコンを使った料理は、色々とアレンジできることがありますが、ベーコン自体はどのように作られているんだろう!?と思い、ZiZI工房さんへベーコン作りの見学に行きました。
今回紹介した商品
口の中で解けるベーコン(ZiZi工房)
愛知県産の豚肉にこだわり、赤身と脂身のバランスを考えて同じ重さに切っていく。
朝の7:00。4〜5人のおじいちゃん達が、「おはようございまーす!」と元気に工房の中に入っていきます。
始まったのは、塊の大きなお肉を、ベーコンの大きさに切っていく作業。昔は、デンマーク産の豚肉を使っていたのですが、現在の鈴木工房長が就いてからは「やっぱり地元の農家さんを応援したい!」と、愛知県産の豚肉を必ず使うようにしました。
愛知県産の豚肉は、デンマーク産よりも脂身が多い。脂身をおいしく感じられるバランスを考え、ほどよく脂身を削ぎながらお肉を切り分けます。そして、自然のものだからこそ、スジのつき方もお肉によって様々。丁寧に、丁寧に、手作業でスジを一つずつ剥がしていきますよ。
じっくりとハーブやスパイスの入った液に7日間漬け込んだあと、燻製室へ。
ZiZi工房さんのベーコンは、お肉を先に切ってから、ソミュール液と言われるハーブやスパイスの入った液に漬けて、燻製をかけています。
なんと、7日間もかけて液に漬け込み、自然の力でお肉に香りや味をつけていくんだとか。
ちなみに、一般的なベーコンは、大きな塊肉をそのまま、液に漬け込んで燻製してから、カットしていくことが多いそうですが、
なぜ、ZiZi工房では先にお肉を切っているかというと、
❶ 「味や香りに、こだわりたい。」
先にお肉を切った方が、断面が大きくなるので、その後のハーブやスパイスが入りやすく、燻製の香りもつきやすい。
❷ 「衛生面に、こだわりたい。」
燻製で加熱殺菌されたのあとは、切ったりしてなるべく人の手が入らない方が菌が入りにくくいので安心できる。
という2つの理由があります。
10度以下で液に漬け込んだお肉はとっても冷たい。それをひとつひとつ吊しにかけていくことで、できるだけ燻製する面を増やしています。まさに、冷たさとの戦いというところで、隠れたところに工夫を感じますね。
燻製窯に入ったお肉は、約3時間半かけて、出来上がります。ここの詳しい工程は企業秘密。
3時間半待っている間に、あたりを散策。足助町は、ほんとに川が綺麗なので癒されます。夏場は蛍が飛んだりしますよ♪
いよいよ、ベーコンの窯出し…!
写真では伝わらないかもしれませんが、窯の扉を開けた瞬間に、勢いよく蒸気が溢れ出し、いい香りが。
ベーコンならではの「コクある香ばしさ」が、部屋の中に溢れていました。
豊田市百年草にあるZiZi工房のベーコン。霜降りのようにとろける味わいを楽しみたい方は、ぜひお試しくださいね。ギフトにもぴったりです。
今回紹介した商品
口の中で解けるベーコン(ZiZi工房)
取材先情報
赤身と脂身のバランスが絶妙!霜降りのように口の中で解けるベーコンに出会いました。 |
今回紹介した商品
口の中で解けるベーコン