ゾウスイテルクニ

ゾウスイテルクニさんといえば、秘伝のスープ。
…とにかく、スープがすごいです。
「ほっこり」という言葉がぴったりで、まさに心まで温まるような感覚。

もともとは、愛知県東浦町にある「ちゃんこ鍋」の老舗店。
そこから飛び出したお鍋のスープを使って、雑炊やラーメンを提供しています。

6時間もかけてじっくりじっくりと出汁をとりながら作られるスープ。
鶏ガラをベースに、大根・にんじん・白菜・ネギ・ごぼう・えのき・鶏肉・お魚油揚げ、など、根菜類を中心に8種類の具材を入れて煮込むんだとか。

野菜の甘み、お肉の旨味、魚の風味、色々な具材の出汁がしっかりと滲み出ているからこそ、
スープの深い味わいが感じられます。

「時代に合わせて、スープをアレンジしないんですか?」と聞いてみたんですが、創業当時のお店の味を46年以上そのまま受け継いでいるんだとか。

時代が変わろうとも、お鍋のおいしさは変わらない。
創業当時に小さかった子が、今は孫を連れて来るような…そういう世代を受け継いで食べてもらえるのが本当に嬉しい。と語ってくれました。

素材一つ一つも本物思考。醸造の醤油やお酒、そして、本みりんを使っています。
もちろん、化学調味料、保存料、着色料は使いません。

使う野菜は、できる限り地産(知多半島)のもの。地元、東浦町や知多半島の農家さんから直接野菜を仕入れることが多いとか。

ゾウスイテルクニさんの、ラーメンと雑炊。
ぜひ、最後の一滴までそのスープをお楽しみください。