Yuri Repas

ハンバーグ、カレー、魚の香味焼き…、
料理名の記入がありながらも、お料理は販売していない。

ここ、Yuri Repasは、ブレンドスパイス専門店。
おうちのお料理がおいしくなるための”必殺技”であるブレンドされたスパイスが手に入る。
「山の上の魔女」というサブタイトルが付いてる印象的なお店だ。

例えば、ハンバーグ。
なんと6種類以上のスパイスが入っていて、いつものタネにこのスパイスを混ぜ込むだけで、
ハンバーグのコクと奥深さが演出され、料理店で出てくるような本格的なハンバーグになる。

他にも、お子さんのお弁当などにもピッタリなフライドチキン。
こちらは、15種類ものスパイスが入っていて、
お肉に揉み込んで漬け込んで焼くだけで、鶏肉の旨味がぐーんと跳ね上がる。
15種の中には、脂を分解してくれる効能をもつスパイスなども入っているんだとか。

私たち一般生活者とって、
お料理をおいしくする隠し味に、スパイスを使うと良いということは知っていても、

何種類、何十種類ものスパイスを単体で買うのは、
最後まで使いきれないこともありハードルが高い。

しかし、Yuri Repasでは、単体のスパイスは1つもなく、
すでに料理に使いやすいようにブレンドされたスパイスのみが販売されている。
そして扱うスパイスは、全て無農薬かオーガニックのもの。

このお店を始めた中澤さん。
もともとは料理教室として、スパイスのお料理を教えることろから始まりました。

子どもの頃にアトピーに悩んでいた中澤さんですが、お母さんが食からの体質改善をしっかりやっていくれたことで、アトピーが治ったんだそう。
そこで、子どもの頃から「日々の料理の大切さ」を実感していたそうだ。

店頭に並ぶスパイスは、お料理に使えるものだけではない。

すごく人気の商品に、チャイのスパイスがある。
牛乳と紅茶とこのスパイスさえあれば、美味しいチャイが飲めるから魅力的。
紅茶とスパイスを混ぜ合わせている時間さえもほっと落ち着くひとときになる。

しかも、味や香りの違う”3種ものチャイ”のラインナップがある。

お子さんから大人までみんなが美味しく味わえるチャイ「ベーシック」や、
甘みのある香りがと特徴的な「ヨーロピアン」、
(もちろん甘味料は入っていないが、ヨーロッパのお菓子などに使うフェンネルなどのスパイスが入っているんだそう)
そして、スパイス好きの方がハマってしまう、辛さを感じるチャイ「スパイシー」
(こちらは、ジンジャーやブラックペッパーなどの体を温める成分が入っているらしい)

チャイだけでも、どれにしようか、ついつい迷ってしまうラインナップだ。

また、ベルギーやペルーなどの海外では、病気や怪我になった時、
化学的な薬の代わりに、ハーブを使って自然治癒させていくことも多い。

病気になってから薬に頼る生活を送るのではなく、
身体が元気になる”予防の食事”をしてほしい

そんな想いから、Yuri Repasの中澤さんは、
スパイスを使った日々の料理で、家族みんなが幸せになれることを目指している。