ホワイトルンゼ

ホワイトルンゼさんのアップルパイはまさしく「丸ごとのおいしさ」です。

飛騨のリンゴ農家さんが低農薬で作ったりんごを芯や皮まで使って、丸ごとの美味しさ、旨味、甘みを生地からすべて手作業で作るパイ生地に詰め込んだ手間暇かけられた逸品です。

でも、芯や皮をどこに使っているかというと、ソースです。低農薬で作られたリンゴなので皮も安心。普通は使用せず廃棄する部分ですがそこにある旨味や美味しさを見逃さず、じっくり2時間ほどかけてカラメルソースにします。このカラメルソースを煮りんごに絡めてパイのフィリングが完成するのですが、このソースづくりがホワイトルンゼさんの一番のこだわり。煮詰める感覚やアクの取り具合、品種や個体差、毎年微妙に違うリンゴの性格を同じゴールへ導く・・・この作業は他のスタッフではできず、ホワイトルンゼのパティシエ・熊本さんにしかできない業なんだそうです。

「現代では簡単においしいものが手に入るが、手間をかけて作ることを忘れかけてる。アップルパイは手間暇かけて作ったおいしさを表現できると思っています。その美味しさで地元を盛り上げ、日本の農業も盛り上げる、そんな一端を担っていきたい。」

大量生産・大量販売・大儲けという想いではなく、希少な良いものを届けていけたら…

パティシエ・熊本さんの熱い想いも、アップルパイにはぎっしり詰まっているのです。