TRETORTE

「素材とか調理法とか、そういうのはもちろんなんだけど、根本にある追求は、『何度も食べたくなる味かどうか』なんだよ。」

日にちが経つほどに、チーズの深みが増し、濃厚な味わいへと変化する「追熟プレミアムタルト」は、まるでチーズが熟成していくかのよう。

そして、なんといっても、生地が決め手。
クッキーのようにサクサクしてほんのり甘いので、生地だけで食べても本当においしい。

トレトルテの坂本さんは、おいしい生地と、それにあう中身のチーズのバランスにこだわるため、甘さやコクを事細かに調整していきます。

中身のチーズはどうか、タルト生地はどうか、砂糖を5gずつ増減させたり、バターも増やしたり減らしたり…
何百回も試行錯誤した末に、やっと辿り着いたチーズケーキは、完成までに8年もかかってしまったと言います。

「特に仕事でやろうと思ってチーズタルトを作り始めたわけじゃないんだよ」そう話す坂本さん。

もともと、京都の料亭や、ホテル、フレンチ料理の世界で働いていた坂本社長。
一旦、サラリーマンとして働きながら、休日にチーズケーキを作ったその時、「もっとおいしいチーズケーキを作りたい」と思い、休日の度にチーズケーキを作ることに。

家中は、気持ち悪くなるぐらいバターの香りが充満することもあったんだとか。

そんな坂本さんがこだわるチーズケーキは、化学保存料、合成着色料、保存料不使用。作り方だけでなく、チーズなどを含めた原材料全てに、上記のような添加物を使っていません。

「何度も食べたい」がモットーだから、そういうものが入っているって知ったものが「本当に何度も食べたい」かどうか。そこが原点。

食の作り手として、お客さんに届けるときに、自信を持って食べさせられるかどうかだね。

そう坂本さんは語ってくれました。

まさに、愛情たっぷり、こだわりたっぷりがたっぷり詰まった追熟チーズタルトになっています。