天ぷら屋やまとや

あまり見慣れない、和テイストのおしゃれなキッチンカー。

行列ができるこのお店では、旬の食材を使った天ぷらや天丼などが食べられる。

食べた瞬間、カリッとベタつかない衣、そして、中からはプリップリのエビや、旬野菜の甘みと旨みがじゅわ〜っと口いっぱいに広がる。

注文を受けてから、一つひとつ揚げていくから、提供に時間はかかるけれど、
待った甲斐のある、期待を裏切らない天ぷらだ。

“天ぷらの割烹料理屋さんが、移動型になってやってきた。”

そんなこだわりがいっぱい詰まった職人の味を提供してくれる。

さっくり軽―く仕上がった衣の秘訣は、3種の油のオリジナルブレンド。

「米油」をベースにしながらも、それだけでは、コクが足りない部分を「大豆しらしめ油」を入れ、さらに、香りをよくするために「ごま油を」入れていく。

納得のいく、独自の配合を色々試して、この形になったんだとか。

「最初は、米油ではなくて、サラダ油と胡麻油でやってみたが、思った感じに仕上がらなかったんだよ。」と、店主の高木さん。

長年、割烹料理屋さんで修行した経験をもとに、自分でも割烹料理屋さんを始めたいと思い、旬の食材を味わっていただける天ぷらに注目。
まずは、キッチンカーとしてお店をオープンさせた。

「食を通じて季節、土地の魅力を感じる事ができる和食に天ぷらで感じていただきたいと考えてます。 」という店主の高木さん。

地元岐阜の市場で、店主自らが目利きをし、旬の食材をなるべく吟味して仕入れる。

年間ちょっとずつお料理の顔色が変わるよう、春は山菜や筍、夏は、トウモロコシや、和食でよく使う丸ナス(カモなす)、秋はかぼちゃやサツマイモ、冬はきのこなど、
旬の天ぷらを入れあわせることで、野菜を通して「季節の移り変わり」が味わえる工夫が。

もちろん、野菜だけではない。魚も季節で変えている。
春は、さわらを西京漬にしたものを天ぷらにしたり、 真鯛(桜鯛)を天ぷらにしたり 、夏は、地元岐阜で採れた鮎を天ぷらにするなど、とにかく、旬の魚のおいしさがぎゅっと天ぷらに閉じ込められる。

「天ぷらも、食べれるひと口サイズで仕上げるんじゃなくて、鰤やさわらなどの大きな魚は、あえて厚めの切り身にすることで、柔らかく仕上げます。」と高木さん。

揚げる時も、キッチンカーではオーソドックスな揚げる機会「フライヤー」は使わず、「天ぷら鍋」で揚げていくというから、本当に割烹料理店そのものだ。

「将来は、自分の固定店舗を持ちたい」と語ってくれた高木さん。

ぜひ、「こだわり職人の本物の天ぷら」を味わって頂きたい。