ピース・カフェ

可愛らしい黄色のキッチンカーから、ふんわりと漂うバターの香り。

PEACE CAFEさんの、クロワッサンサンド。
今日、その日に、キッチンカーの中のオーブンで焼き上げてくれるクロワッサン。
そして、それを使ったサンドメニューが約10種類も並ぶ。

お惣菜系のサンドから、フルーツ系のデザートサンドまで。
どれにしようかなー…、思わずそのバリエーションに迷ってしまう。

「これください!」と、注文をすると、
当日焼き上がったクロワッサンに、ひとつひとつ食材を挟んでくれます。

意外と軽やかなクロワッサン。
口に入れるたび、クロワッサンのサクサクっとした音がする。そして、フランス産発酵バターのあま〜い香りがふわっと広がる。

ローストビーフサンドは、ソースが決め手。オニオンソースに、わさびの風味がわずかに入り、ローストビーフの旨みとクロワッサンのコクを、わさびが上手に締めてくれる。

そして、季節のフルーツを挟んだクロワッサンサンド。
例えば、冬から春は、苺。
マスカルポーネのチーズな甘みと、ぎっしりと敷き詰められた苺には、もう見ただけで目がハートになる。

「クロワッサンは、作り方も大事だけれど、やっぱり食べる時の状態がとっても大事だと思うんです」と、PEACE CAFEの川口さん。

暑い時期に日にちが経つとベタっとした感じになってしまったり、
寒い時期に置いておいたら、かたくなってしまったり…、

いちばんおいしいものをいちばんおいしい状態で提供したい。と言うことで、当日焼きたてに辿りついたんだとか。

そして、余ってしまったクロワッサンがあれば、それをラスクや、フロランタンのお菓子(クロランタン)にアレンジ。
クロワッサンのおいしさを極めながら、フードロスにも配慮しているところに、PEACE CAFEさんの優しさを感じます。