めもはるに
これと、これと、これくださーい。
ちょっと小ぶりなベーグルの中に、厳選された素材の魅力がぎゅっと詰まっている。
ベーグルに印象的な、ちょっぴり硬めなあの感じは全くなくて、とにかく、もっちもち。
その秘訣は、主にごはんと米麹でつくった自家製天然酵母だって。
パンを膨らませるために「酵母」が必要なんですが、
めもはるにさんでは、ご飯を炊いて冷まし、そこに米麹を入れて発酵させることで酵母を作り、パン生地に入れこんでいるんだとか。
「パンもいいけど、やっぱり毎日でも食べたいと思うのはご飯。私自身もご飯が好き♪
あと、発酵食品が大好きなので、それらを組み合わせてベーグルを作っています。」
そう話す、めもはるにの奥村さん。
なんだかすっごく楽しそうで、とっても元気なエネルギーが溢れています。
パンも”発酵食品”。
酵母を入れた生地を、一晩ゆっくり冷蔵庫で寝かすことで発酵させ、ゆっくりと小麦が繋がっていきます。そして、もちもちになっていくようです。
さらには素敵なのは、フレーバーの多さと、その一つひとつが厳選の素材に拘っていること。
自然食品店から取り寄せる調味料や、愛知県のオーガニックな農家さんから直接仕入れた野菜を使ってベーグルに入れていきます。
ミルクティーや、ピーナッツチョコレートなどの甘いフレーバーや、
スパイスカレーなどのお惣菜系のベーグル、
お味噌のベーグル、発酵あんこ×きなこなど、発酵食品をふんだんに入れ込んだものまで。
その時にベストな素材を使っているそうで、出店の度に、フレーバーが変わるので、
だから、次は何に会えるかなって、すごく楽しみ。
お米を使った酵母がもてなすもちもちのベーグルと、その時々に出会える気まぐれなフレーバーにご注目です。