愛楽農園はいぼーなす

三上さんは、夫婦で農園を営んでいる。現在は、7名の従業員が働いているまでに大きくなった。

何気なく食べている野菜の裏には、「畑のドラマ」があるんだよ。そう教えてくれるはいぼーなすさん。

 

もともと奥さんの方の実家がお米の農家で、結婚をきっかけに夫婦で農業を始めることになりました。

「いつも、奥さんへの感謝の気持ちを忘れずにいるよ!」って。「はいぼーなす」の名前、実は「はいぼーなす」の英字を入れ替えると、奥さんの名前「シノブ」になるんです。農業がうまくいくようになっても、いつまでも奥さんが支えてくれてるから農業ができるんだと教えてくれました。

奥さんの名前を実はいじって、農園名にしちゃいましたってなんて素敵なのーー♡

 

それ以外にも、「はい!ボーナス!」って意味で、期待以上の価値を感じてもらえるように、提供できるようにという意味もこめられているんです。期待を越えた味、質をいつも意識しているんですね。

種をまいて、芽が出て苗ができる。人間にも表情があるように、植物にも一つ一つ表情があって、今日は元気かなー?どうしてほしい?って会話しながら、土づくりや水の量、肥料の量を調整しています。『大きくなるんだよ!』と、気持ちを込めながら丁寧に育てています。

みんなのいただきますまで大切に育てるから、トマトも、いちじくも、いろんなお野菜が美味しくなるんです。

 

メイン栽培は、いちじく。

とろけるように甘~いいちじく。本当にはいぼーなすさんのはおいしいんです!!!リピートも多く評判の声もたくさん。

乾燥イチヂクもとてもおいしいんです。西三河は、いちじくの生産が日本一。西尾市もいちじくの栽培が盛んなんです。

あえて、牛糞は使わず、腐葉土を使っているということです。天然のものから出る、窒素やリン酸など、植物の栄養のことも考えて、ハウスで育てています。

 

畑で無農薬で栽培しているポップコーンの種、トウモロコシ。

イベントでポップコーン出したいな!ってふと思い、それならポップコーンの種から作っちゃおう!って栽培を始めました。

普段食べているトウモロコシとは全然違う!見た目もひとまわり小さいし、めちゃくちゃかたい。

一回噛んで見たら歯がかけるかと思ったらしいです(笑)。

ポップコーンの種は、たまにスーパーで見かけるけど、多くがアメリカ産なんです。国産のポップコーンのお菓子もほとんど見ることがないです。「種から国産」を意識するのはすごく大切だと感じます。