はしの・くに
旬食材のお弁当お惣菜
薬膳のプロフェッショナルが、旬のオーガニック野菜と無添加調味料でつくる優しいお料理。
ココがすてきです! by こだわりん
- オーガニック野菜・無添加調味料を使った お弁当・お惣菜・スイーツを作っています。
- 国際中医薬膳師10年目。旬のお野菜と薬膳の知識を 活かした心も身体も元気になるお弁当です!
- 食は元気な身体、豊かな心を育みます。 食べることの楽しさや大切さを伝えたいです。
わー、きれい!!思わず言葉が出てしまう。
食材の持つきれいな彩りに、心が弾む。
見てたのしい、食べておいしい、そして体にもやさしい、そんな、お弁当やお惣菜を届けてくれるのが、はしの・くに。
彩りが豊かな旬のオーガニック野菜や、無添加の調味料、醤油麹や塩麹などの自家製の発酵調味料を使って作られたお料理は、まさに食材そのもののおいしさを引き出すような優しい味。
勝手なイメージで、オーガニックや無添加の優しいお弁当っていうと、味がぼやけているような気がしてしまうけれど、桒山さんがつくるお料理は、一つひとつのお野菜の食感や味がていねいに感じられるから、味付けが濃くないのに、とっても満足できる味になっている。
蓮根のハンバーグなんかは、シャッキシャキの蓮根の食感と、ジューシーなお肉の旨味が合わさって本当においしい。
作り手の桒山さんは、国際中医薬膳師という資格をもつ、薬膳のプロフェッショナル。旦那さんが体を崩していた時期があり、そのことをきっかけに、妻として食事を通して家族の健康を守りたいと、薬膳の資格を取ることを決めたんだそう。
桒山さんに、例えば、9月はどんなものを取り入れるといいんですか?と聞いてみたところ、
「夏至が過ぎると、暦絵は陽のエネルギーが減って、陽の明るい暑いエネルギーが増えていく。
そして、秋は、空気が乾燥してくるので、体の中では肺に撮って乾燥が苦手な季節がやってくる。
鼻がむずむずしてきたりとか、症状的にはあるんだけど、肺を中心に体の潤いになる”白いもの”がいいよ。
白い食材、れんこん、バナナ、果物の梨、白胡麻、山芋、白きくらげ、とかね。」
との答えが。少し聞いただけでも、本当に本格的。
そんな桒山さんの作るお料理は、私たちの体にとって、今の時期に本当に大切な栄養を与えてくれる。
昔々のお箸で食べる食文化が、やっぱり日本人の体に合っていると思うし、原点に戻るという意味を込めて、「はしの・くに」という屋号にしたんだそう。
皆それぞれの「私」を中心に、食を通して”はし”渡しができればいいな、そんな想いを語ってくれました。
(取材・記事 柘植千佳)