晴々(はればれ)

甘すぎない、上品な甘さ。

スコーンならではの、ザックザクホロホロな食感がありながらも、
「水分を持ってかれるイメージだったけど、しっとりしているね」
という声があがるほど食べやすい。

そして、フレーバーがなんといっても魅力的。

ホワイトチョコアールグレイは、
ホワイトチョコの甘味と、紅茶の香りがスッと抜ける感じの相性が最高。

そして、あいさいはちみつのはちみつスコーンは、
品のいい蜂蜜の風味やコクが引き出され、スコーンに馴染む。

そのほかにも、「森の恵み」、なんていうお洒落な名前のスコーンがあったり、

「ジャガイモとローズマリー」のスコーンなんかも、
野菜とハーブの意外な組み合わせが魅力的。

そんな、晴々の林さんは、”ひらめき”を大切にしているんだとか。

小さい頃から料理のレシピを見るのが好きで、
時間があればレシピを見て、ファイリングして、自分でお料理。
20代30代の頃には、A4のファイルが50冊以上になり、大量のレシピが溜まりすぎて置き場に困ったそう・・

“頭の中の試食で太るぐらい、頭の中でいっぱいシミュレーションして食べてます(笑)”
という晴々の林さん。
これはいい!これは、なんか足りない!とか、色々考えて、『これだ!!!!』ってひらめいたものを実際の試作に持ち込むんだそうです。

そして、販売するスコーンを作るにおいても、焼き上がったスコーンを見て、
ああ、今日も可愛いなあ・・と思っているそうです。
本当にスコーンを作るのが楽しいんだな〜というのが伝わってきます。

「心と体はつながっているから、
今の体の様子、心の様子、体のサインを尊重しながら、主体的に食べるものを選択していくのがいいと思う。」

そういう、晴々さんのスコーンは、
すごく嬉しそうな表情で、お客さんに僕を食べて〜っと語りかけているようです。