Buono Uno
地域食材のメニュー
子ども食堂からこんにちは!こだわりの地域食材を使ったオリジナルメニュー
「いらっしゃいませ〜!」「はい、どうぞ。」
なんだか活気溢れるお店だなあと思ったら、売っているのは、なんと子どもたち。
この日は、いちごジュースを作ってお客さんに提供していた。
「ここは、子ども食堂なんです。」担当の飼沼さん。
子ども食堂といえば、支給してもらった料理を食べるイメージが一般的だが、
ここの子ども食堂はまるで違う。
子ども食堂でのいつもの活動では、小学生をメインに、3歳から高校生があつまり、
自分たちが今日食べる分の夕食(料理)を、自分たちでつくる。
実際に、名古屋市の高畑や中村区でやっているというので、
その様子を見に行くと衝撃が走った。
子どもたちが作りたい料理ごとにグループになり、
包丁を持ったり、油で揚げたりと、
子どもたち自身が主体的になって料理を作っているではないか。
「うちの子、今日初めてなんで…」と心配そうに来た親御さんもいたけれど、
その場に馴染むのはあっという間だった。
「こうやって切ると上手に切れるよ!!」と、
そこに通いなれた子どもたちが、初めて来た子どもたちにも丁寧に教えていく。
元気で優しそうな保育士の女性は、私たちに教えてくれた。
「『子どもたちが、自分で気づく、自分で考える』っていうのを大事にしたいので、
あえて、大人は必要以上に指導しないようにしています。」
つい、1から丁寧に教えたくなるけれど、
あえて、「子どもが気づくきっかけを待つ」というのも大事なこと。
そして、今日、Buono Uno としての提供メニューは、いちごジュース。
子どもたちも料理の開発に携わったというドリンクは、
いちごがゴロゴロ入ってとっても贅沢。
使っているのは、津島市の農家さん「かとう農園」から直接仕入れた、大粒いちご。
水耕栽培でのいちごも多いなか、
米ぬかなどを使った土づくりにこだわり、土からの栄養をいっぱいもらって育てる。
だからこそ、このいちごは、めちゃくちゃ大粒で甘い。
一つ食べると、青みの全くない純粋な甘さに、おいしい!!!が溢れる。
ぜひ、子どもたちが届ける、
地域食材のオリジナルメニューを楽しんでいただきたい。