結実多

「スタンダードなおいしさを、スタンダードに作る」

これを目指して作っているというたい焼きの「結実多(ゆみた)」さん。

 

一番人気は王道のあんこのたい焼き。北海道産のあずきを使用し、1つちょうど食べきれるほどの甘さに調節したあんこです。それをたっぷり包んでいる皮は、岐阜県産の小麦粉と米粉をブレンド。卵は卵が有名であり本拠地でもある岐阜県瑞浪市のものを使用し、カリッとサクッとした食感が特徴の薄皮に仕上げています。結実多さんによると、「あんこをたっぷり入れるから、間違いなく薄皮になっちゃうんです。だから、おまけ(たい焼き外側についている薄くなった生地部分)もたっぷりつくようにしてます。(こだわっている)皮も食べてもらえたらなと。」

 

奥様と二人三脚のお店、開業当初は奥様を巻き込んで始めたものだったそうですが、今や奥様はいなくてはならない存在。夫婦ならではの阿吽の呼吸が、結実多さんのたい焼きのおいしさに表れているんだろうなと取材を通して感じました。

 

食べることは体を作り、笑ったり嬉しくなることは心を作っていく。だから、それに協力できる仕事でありたい。そう語る結実多さん。焼きたてのサクサク感とやさしい甘みのたい焼きがマルシェであなたを幸せにしてくれますよ!