pojomuu
季節のスープ
スープでほっと、季節を感じる。
ちょっぴり寒くなってきた季節。
スーパーで、にんじんやじゃがいも、玉ねぎを見かけ、
ああ、シチューでも食べたいなあ..
なんて思う。
逆に、暑い夏なんかは、
冷たいトマトを、カルパッチョなんかにして、グラスに入れて食べたい。
旬を意識している人も、いない人も、
季節に合わせて食べたくなる食材が、なんとなく変わっていく。
それは、まるで、自然と一体である人間の身体が、勝手に欲しているかのような感覚。
スープを通して季節を感じられるpojomuuさんのスープ。
旬にこだわり、どうしたらその時々の食材が魅きたつかを考えて作る。
逆にいえば、旬の食材を使ったスープしかない、までの徹底ぶり。
時には、ペースト状にし、時には、野菜のゴロゴロとした食感を残し、
シンプルな味わいの中に、「こんな食べ方あったんだ!」と、気づかされる
そんな季節のスープ。
「カップ1杯の中で、どれだけ楽しんでももらえるかなっていうのが、課題だけど、やりがいとしての楽しみなんです。」と話すpojomuuの今井さん。
例えば、夏の、とうもろこしのポタージュ。ただ、トウモロコシのペースを伸ばしたものではない。
舌触りなめらかなトウモロコシのポタージュの間から顔を出す、
冬瓜を入れ込んで醤油で味付けしたジュレ。
一緒に食べると、焼きトウモロコシのような香ばしい食感が味わえる仕掛けが。
春は、酒粕をいれた味噌汁(粕汁)。
水谷酒造さん(津島)の酒蔵から仕入れた酒粕を、味噌と組み合わせることで香がふわあと広がる。
そして、春ならではの筍やスナップえんどうを入れ込む。
まさに、”爽やかな春の訪れ”である。
「無添加の調味料を選ぶっていうのは、もとからのポリシーだけど、そこからさらに、スープとしての1杯の楽しみ方を追求するようになった。」と話すpojomuuの今井さん。
その時だからこそ味わえる旬の食材と、今井さんの創意工夫が重なり合った、
手づくりのスープをぜひ、試してみてくださいね。